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プラネタリウムのふたご
2003/11/23(Sun)
いしいしんじ氏著。
「淡々と物語りは進んでいくんだけど、でも最後の読後感がすごくいいの。」
そう、うーちゃんに進められて読んだ本。

淡々と・・・え~?
淡々か?最初からプラネタリウムにふたごが捨てられて
養護施設に空きが無いからという理由で 
ぷらねたりうむの解説員が育てることになるあたりから淡々とではないでしょ。

毎度のことながら 仕事場で読んでいたら
終盤に差し掛かって 号泣無しでは読めない場面になってきた。
「淡々と、って言ったじゃんか~~・・」
お客さんが少ないのをいいことに
ティッシュを片手に鼻をぐずぐず鳴らしながら完読。
これはたぶん小学校高学年からの子を対象にしてあるのだと思う。
難しい漢字に振り仮名がうってあるから。

悪者のように見える登場人物が みんなとても人情味のある
そして才能にあふれた、でも、人間関係にはちょっと不器用な魅力的な人物に描かれている。

悲しい物語かもしれないのに さわやかで前向きな気持ちになれる本だった。
ちょっと長いけれど、「ハリーポッター」を読める子なら簡単に読めると思う。
1/3を読み進めることが出来ればきっとのめりこむでしょう。

おすすめです。
でもね、うちの娘・・・、本を読まないのよね。はぁ・・。
世界観が広がるから面白いと思うのだけれど、本を読むって。
これも、慣れ。でしょうかね。

今は「海洋堂」の代表取締役宮脇 修氏の
「創るモノは夜空にきらめく星の数ほど無限にある 海洋堂物語」をよんでます。
フルタのチョコエッグで有名な
(今はフルタとは決別して玩具メーカーの”タカラ”と提携、”チョコQ”として発売中)
の日本の動物フィギュアを作ってる会社の社長さんの書いた本。
これも、物作りの好きな私にはたまらなく面白い本です。
おもわず ”w-inds.のフィギュア創りたい・・・”なんて思ってしまいました。

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