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中村うさぎ PART2
2004/03/18(Thu)
予約してあった本が届いたとの連絡を受け図書館へ。

中村うさぎ著の「ダメな女と呼んでくれ」でした。
毎度のことですがこの人のエッセーは爆笑ものです。
se7enさんと同じ匂いを感じつつ ばか笑い。

中でも「ウ○コたれと変態!あなただったらどっちがマシ!?」は最高傑作です。
哀しいことがあっても この話を思い出したら絶対に噴出してしまう。
本人にとっては 哀しく切ない話なんだけど これが自分だったら・・なんて想像しながら
「あぁ、わたしでなくてよかった。」と言う意味合いも含めて笑ってしまう。

この人の文章や群ようこさんのエッセーを読んでいると
「自分の私生活を切り売りして商売してんだなぁ。」と思ったりするけど
中には本当に的確な人生に対する哲学を語ったり
(堅苦しくでは無いからなおさら説得力があったりして)
大義名分ではない、人間の本質の本音があって 妙に納得してしまう。

あとがきに
『人生に攻略本はない。(中略)あなた自身にしか作れない人生、それって凄くない?他の人なら歩かないような道筋を通り、他の人には逆立ちしたってたどり着けないようなゴールに、あなたは自力で到達する。行く先々で待っている敵キャラは数あれど、最後のボスキャラは、たいてい自分自身だ。もちろん、そのボスキャラに、決まった攻略法などない。あなたが、あなた自身のやり方で、あなた自身と戦うのだよ。』
と書いている。

他人なら歩かない道筋を歩いてきた「中村うさぎ」だからいえる言葉。
そして、「勉強していい学校に入って 大企業に就職して無事定年を迎えるのが幸せな人生なんだから勉強しなさい。」
という言葉よりももっと恐ろしく、もっと説得力のある言葉。
「人生の切り売り」なんて言葉で片付けることの出来ることではないなぁー・・と思ってたら
小倉千加子さんという心理学者が 解説を書いていて、その最後に
「彼女は、プライバシーを切り売りしているのではなく、すぐれた人格を基盤にして書いているのである。文章には否応なくその人の人格が出る。同時に人格は、プライベートな生活をも作る。中村うさぎには、自己粉飾が微塵もない。その域に達することこそ、文学の真の才能である。」
と書いていた。
あぁ、そうか、そういうことだよな。
それを こんな風に的確に書くことが出来る小倉さんも すごいよなぁ。
この人が教授してる大学に行きたいナァ。と小娘のように口をぽっかり開けて思ったり。

日記なんてまさしく「プライバシーの切り売り」だけど
わたしのプライバシーなんてどこを切って売ったって、面白くも何とも無い、興味も持てないし
第一誰も買わないよ。切り売りできること自体すごいことなんだ。
それでも 敢えてわたしが日記を晒してるのは 単なる自己満足なだけで
読まされてる人にとってはいい迷惑なことなんだよね。
読んでる人は僅かでも 「ごめんなさい。」と思ってしまう。



もしも、「最近声を出して笑ってないわ。」とたそがれている方がいらしたら
物は試しで読んでみるのも、いいかもしれません。
でも 電車の中とか人前で読むのは避けた方が懸命です。
怪しいバカっぽい人、と間違われても責任は負えませんので。

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