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贈り物
2004/05/17(Mon)
近所の友人のうーさん。
わたしよりも6歳ほど若いのだけれどしっかりもの。

遠くにお嫁に行ったお友達が 昨年新築したらしく
新築祝いを送りたいから 何がいい?と聞いたそうです。
そのお友達のご主人は歯科医で かなりの資産家だとか。

「デミタスカップが欲しいわ。」
そう言われたうーさん。
昨年からデミタスカップを探していました。
けれど なかなか彼女のおめがねに叶うデミタスは無かったようで
「素敵だけれど 高価過ぎる」
「かわいいけれど 彼女には安物っぽく見えるかも」

ヘタに資産家なだけに 贈るほうも気を使うようです。
気に入ったもの、納得がいくものを贈りたい。
贈り物には 物だけではなく 
その人を思って選んだ人の気持ちがこめられているからね。

本当にじっくり、出かけるたびにいろいろと見て歩きました。
本当に気に入るものって なかなかないものです。

先日テレビのニュースで木で出来たトレーや一枚板のテーブル・椅子など
ある作家の作品展が あるレンタルグリーンのギャラリーで催されていることを知り
ちょっと興味があったのでうーさんを誘って行きました。

このギャラリーはいつもお洒落で素敵な展示会が催されていて
オーナーのセンスのよさが 伺えるところです。
わたしが引っ越す前の近所のギャラリーなので
ときどきお邪魔してはグリーンを安く譲ってもらったりしてました。

今回の作品展はそれなりに素敵でしたが 私達が自宅で使いたいと思うような物はなくて
目の保養をさせていただきました。

それよりも作品に添えられたグリーン、コーヒーカップなど小さな小物が
とても 効果的に置かれていて そちらに目が行きました。
田舎のギャラリーなので 平日の昼間はお客さんは私達しかいなくて
ギャラリーのスタッフの方が コーヒーを淹れて勧めてくださいました。
今回の作家さんのテーブルと椅子で おいしくいただきました。

このときに出してくださったデミタスカップがとても素敵で
作品の小物として使われていたものと同じでした。
デミタスなのに小さすぎず、持ちやすく、軽く、落ち着いた華やかさがあります。
口にあたる感じ、持った感じもとてもいい。
展示してあるものを見たときから うーさんと
「これ、いいね・・」と言っていたので 思わず
「これ、どこの商品ですか?」と聞いて見ました。

「吉田幸央さんという作家さんの作品ですよ。つい3日前に届いたんです。」とのこと。
以前にここのギャラリーで作品展をしたときに出されていたマグカップを見て 
「これぐらいの大きさで、こんな感じでデミタスカップを・・」と
特別に注文して作ってもらったのだそうです。

「じゃぁ、売ってないんですね。」とがっかりすると
「いいえ、10客ありますからお売りできますよ。」とのこと。
お値段を聞いたら「1万円」だそうで。
うーさんと顔を見合わせて「2客は買えないよね。」とがっかり。
でも、長い間探してやっと「これなら」と思えるものに出会えて
しかも、この世に10客しかなくて 今を逃したらもう買えないとなると
どうしても惜しい・・・。
悩んで悩んで悩んだ挙句 うーさんが出した結論。
「これ、一客だけ買う!」
え!?まじで?一客!?微妙な贈り物だよね・・。

でもデミタスカップをコレクションしてるとしたら 
お気に入りがいっきゃくずつあってもいいよね。

お友達がそれを気に入ってくれて もう一客欲しいと思ってくれたら
自分でそのショップに連絡をして 購入できるように、と
ショップのパンフを同封してもらっていました。

ギャラリーのスタッフの方もとても素敵な方たちで
帰り際にオーナーの方が羽衣ジャスミンを四鉢
わたしたちにプレゼントしてくださいました。
「観賞用としてはもう盛りを過ぎたけれど、お庭があるようなら植えれば毎年楽しめますよ」
との言葉と 温和な笑顔を添えて。

こうやって、大満足で足取りも軽く 気持ちも明るく楽しく
車中はジャスミンの香り一杯で幸せ気分で
グリーンショップを後にした私達。

今日、うーさんに
「贈ったお友達、喜んでくれた?」と聞いたら
「うーーーん・・・、どうだろう。”ありがとう。ひとりでゆっくりしたいときに使わせてもらいます”ってコメントがあった。」
だとかで、「気に入った」とも「素敵です!」とも なんとも作品に対してのコメントはなかったそです。

贈り物って、贈り主の気持ちも汲んで受け取って欲しいなぁ・・・・。

ブルジョワって、貰うのが当たり前になっていて ご挨拶程度の礼状を返すことだけに慣れてしまって
相手の気持ちを思って その想いに応える術を忘れちゃってるのかなぁ・・・・。

なんだか 肩透かしをくらったようで
ふたりでちょっとがっくりした瞬間でした。

ちなみに 吉田幸央さんって いろんな雑誌でも取り上げられている
かなり有名な作家さんだったようです。
あららら、知らなかったわ。
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